弁理士合格者の進路

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特許事務所へ就職する

特許事務所イメージ弁理士試験に合格すると、いよいよ弁理士としての仕事を行うのですが、合格者の中で一番多い進路先は、特許事務所へ就職することです。中には、企業の知的財産部門に勤務する人もいます。
インターネットで特許事務所を探して、履歴書を送ったり、面接をする人も増えているようです。

 

特許事務所とは?

特許事務所は、弁理士の業務を事業として行ってる事務所を言います。弁理士として壱人前になるには、およそ10年はかかるといわれているので、特許事務所で様々な経験を積み、十分な知識とスキルを蓄えてから独立するのも、一つの手ですね。
特許事務所の規模は、数人単位のところから100人以上のところまで、様々ですが、弁理士の業務としては変わることはありません。
一般的に特許事務所は、以下の部門に分かれます。

●明細書を作成したり、意見書などを作成する部門
●出願などを特許庁に提出したり、年金などを管理する部門

大手特許事務所

規模の大きい特許事務所の場合、さらに業務を細分化して、完全に分業で行うところもあります。
弁理士としてのスキルを全般的につけたい場合、小さな事務所ですべての業務をこなすのも、一つの手です。
特許事務所は、実力主義のところがほとんどで、弁理士として成果と実績を出せは、その能力に応じて報酬が上がります。資格取得後、数年で年収1,000万円を稼ぐ弁理士もめずらしくありません。

企業の知的財産部で働く

企業の知的財産部門大手企業には、「知的財産部」という部署があるところもあります。
そうした知的財産部で、社内弁理士として働くという進路もあります。
企業の知的財産部の仕事は、社内の知的財産に関する出願の手続きや、中間手続き、外国出願などを行っています。
当然、自分の会社の知的財産にかかる仕事になります。

競合他社とトラブルが起きた場合でも、社内弁理士がトラブルの交渉を行います。
知的財産部で働くことのメリットは、その企業での様々な知的財産に関する案件に関われることです。
一般的に、部員の数に対して、出願件数や案件が多いので、経験を積むにはもってこいの職場です。
待遇は、資格を持たない、他の部員と同待遇である場合が多いですが、資格手当てが出たり、昇進面での優遇措置をとっている企業も多いです。

弁理士としての就職先まとめ

まとめると、以下のような感じです。

特許事務所
企業内弁理士
特徴 知的財産に関するエキスパート集団。企業の求めに応じて出願書類などを作成する。 企業の知的財産部などで働く。その企業の特許出願などを行う。
メリット 実力主義。能力に応じて高収入が得られる。 企業内の出願手続きや、トラブルの解決などを通じて、密度の濃い弁理士業務が可能。
デメリット 大手の特許事務所などでは、業務が細分化されており、全般的な能力を短期間でつけるのは難しい。 一般社員と同程度の待遇。ただし、資格手当てや昇進面では有利。

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