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論文式筆記試験は、「事例問題」と「一行問題」に大別できます。
事例問題は、ある架空の事例を想定し、それについて法律上主張できることや注意すべき点を論文にするものです。
一行問題は、知的財産についての法律や手続き方法の趣旨について論文を書くものです。
最近の出題傾向としては、事例問題の割合が増えています。
事例問題について論文を書くときのポイントは、問題に出てくる文章(言葉)を手がかりにして、関連する法律を選択しなければならない、という点です。
また、その法律を解釈し、事例に適用させて結論を導き出すことが求められます。
法の解釈については、個人によって相当の開きがあり、一概にどの解釈が正しいとは言い切れません。
事例問題は、自分の考える解釈に基づいて、それが理路整然と結論まで導きだせるように、文章を書く練習をしましょう。
また、ある法令を一面からだけ見るのではなく、関連する法令にも言及したり、解釈の違うものを紹介して、できるだけ主観だけに頼らない、客観的な判断ができるように勉強しましょう。
一行問題は、出題の割合が減ってはいるものの、論文式筆記試験の構成としてまだまだ出題されるでしょう。
一行問題を解くカギは、論文の構造を知ることです。
条文の多くは、「要件」と「効果」で構成されており、論文も「法律要件」「法律効果」として分けるのが適切です。
法律に関する知識だけではなく、文章を書く力、文章全体の概要をまとめる力なども必要になるでしょう。